女子大生NAMIの並な日常

カシコ(賢い人)とヤバビト(やばい人)に囲まれた女子大生の、モラトリアム日記です

ハゲタカ著者、真山仁先生のありがたいお話を伺ってきた

さてさて、前回の続きです。

 

imanop.hatenablog.com

 

エリートの勉強会にコッソリ参加して偉い人の話を聞いてきましたよ。

 

 

今回のゲストはこの方。

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小説家 真山仁さん

現代社会の光と影に注目し、常識のウソに鋭く切り込む小説家(公式サイトより)

 

代表作:ハゲタカ(経済小説) 

 

 

2004年に小説出版、2007年にドラマ化しました。

ヘッジファンドで働く男たちの光と闇を描いた作品。(闇メインw)

私は当時小学生。道理で知らなかったわけです。

 

真山先生は経済に特化しているわけではありません。次回作品は「再生医療」で書くそうです。そのための1からコネを作り、インタビューに出かけるらしい。

ノンフィクションから構想を得て、独自のストーリーで小説を書くんですね。実際に起こってた出来事&実存する人物は取り上げない、ということで各方面の反発を抑えながら小説を書かれているんですね。

 

真山さんに自由に質問した30分間の内容を、備忘録として残しておきます。

 

 

Q.ハゲタカを書くために参考にしている材料は?

ずばり、"人の話"  です。
 
僕は100人を超える実在の人物にインタビューしました。でも、小説には本当に起こったことは書かないようにしてるんです。本当に起きたことはノンフィクションにすればいいからね。インタビューではその人の物の見方、商習慣は聞くけど、事実何があったか細かな事象はあまり聞かない。そもそもインタビューされてる人のことを信じてはいけないんです。だいたい嘘をつきますからね。だから、その人が強調したがっていることは、あえて右から左へ流します。
 
僕がインタビューをする理由は、ストーリーの選択肢を広げたいからです。
けど、いざ書いてみると当たることもありますね。実在の人の話を参考にしてるからでしょうね。「足利銀行の取締役会を盗聴したんじゃないか?」なんて疑われたこともありますよ笑
 
 反対に、参考にしていないのは、日経新聞です。
世の中は「日経は時代をつくる。世の流れをつくる」と思ってますよね。それって実は危ないんです。日経の意向で、流れが突然なくなることを、僕は何度も見てきました。すると、誰にお金が言ったんだろう?と思いますね。
 
 
 
 

Q.人間が持つべき規範は?

難しい質問ですね。私もずっと考えていますが、"外に目を向け、認めること"だと思っています。
 
日本人は「人はかくあるべし」みたいな思い込みが多すぎます。よく言われていることですが、アメリカは人種のるつぼですから、違いを受け入れる文化があります。他人との差は気にしない。
 
日本人の思い込みをなくすためには、多様性が存在していることを理解する必要があります。僕のインタビューの話をさせてください。
 
基本的に頭のいい人は、しゃべるのがうまい。でも人の話を聞かないんですよ。これでは議論になりません。そうして人の話をひたすら聞いていると、矛盾点に気づきます。話している人は得意顔です。可笑しいですよね。
 
 多様化の価値観を分析する前に、そもそもそれが表層しやすい社会が実現できているのか。まずはそこからだと思っています。
 
 

次に書こうとしている小説のテーマはありますか?

再生医療の分野で書こうと思っています。
人を救うことについて、関心があります。医療は、「生きる」と「神の領域」に別れるのですが、その差を小説の中で見極めたいです。
 
前に物理学の分野で書いたら、むずかしすぎて熱が出たんですけどね。新しい分野に挑戦してウンウンうなって文字を書くというのは、どうやら僕の性なようです。

 

少子高齢化社会といわれて久しいが、日本は今後生き残れるか?

また難しいですね。笑
 
正直なところ、日本は人口が飽和してると思うんですよ。こういうと怒られそうですけど。年寄りの介護するために子供産めってほうがひどい話だと思いますよ。バングラデシュと同じ人口密度の先進国なんて他にないですから。
 
そもそも少子化の原因は、バブルが弾けて、みんなのお給料が減ったことだと思います。それで、お父さん1人では家族を養えくなったんですね。だから妻がパートしないといけなくて。
 
それからリタイア世代が日本に居続けるのも原因ですね。お金があって元気な人は、若い人に投資して、さっさと活躍の場を譲ってあげてほしいと思います。僕も人のことは言えませんね。